ベトナム・ホーチミンで病院に行くときは?
シンチャオ!みなさんこんにちは、むんみんです。帰国してからかなり間があいてしまっていますが、、無事に昨年2月に日本に帰国しております。(重度のめんどくさがりなのでついつい更新を怠ってしまう、、)
まだまだベトナムについて、撮りためた写真やお伝えしたい情報がたくさんあるので、日本にいてもベトナムのことを発信していきます!
では本日のテーマは、、
『ホーチミンで病院に行こう! ~安心の日系クリニックで健康を取り戻せ~』
です。
※今回私が訪れた日系クリニックは、ハノイにもあるようです。
変なものを食べすぎてお腹が痛くなった私
約5ヶ月間のベトナムライフの中で、わたしが一回だけつらくて帰りたかったときがありました。
それは、、「お腹が痛くて痛くてたまらなかった」時です! ベトナムだけでなく新興国で旅行、生活したことのある方なら腹痛のご経験あるかもしれませんね。
わたしはもともとお腹がかなり強く、どこの国で何を食べてもあたったことがなく、お腹にはかなりの自信を持っていました。普段も冷えでお腹を下すことなどなく、生理痛も全くなく、腹痛とは無縁の人生でした。
そんなわたしはベトナムに来てからも、毎日(毎食)、ローカルの屋台や大衆食堂で食事をしており、普通のベトナム料理のほかにも色々なものを食べていました。
生牡蠣やタニシを屋台で食べる
いわゆるゲテモノ(昆虫食とかサソリとか。下に写真あります)にチャレンジする
氷を大量に使ったスムージー(ベトナムだとシントー、と呼びます)を飲みまくる
などなど。
そしてある朝起きたら違和感が、、
「なんかお腹いたい??」
この時点でかなり痛かったしお腹を下していたのですが、
痛みに強い性質&楽天家すぎる性格のせいで「まぁなんとかなるでしょ」と放置。
とりあえず正露丸を飲んで、いつものように屋台で朝ごはんを食べて元気に学校に行きました。
お昼頃授業が終わり、ちょっと我慢していた腹痛が気になり、病院に行ってみることに。
「近くに綺麗そうな外資の病院とかないかな~(スマホをポチポチ)」
「あ、徒歩5分のとこに日系クリニックあるじゃん」(ホーチミン1区の大学に通っていたので日本人街レタントン通りに激近だったのです)
「とりあえず電話してみよう~ 習ったベトナム語使っちゃおう~!(ワクワク)」
プルルル 『はい ○○クリニックです』
「(え、、日本語通じるのね😳)」
なんとここ、先生も看護師さんも日本人、受付スタッフの方も日本語堪能、という日系の病院だったのです。日系クリニックって日本語使えるんだ、とわたしはここで感激していました😳
そのまま電話で行きたい時間や症状を伝え、何か保険に入っているか聞いてくれました。幸い、日本の大学の国際センターで強制加入させられた海外旅行保険があったため、それを伝えると『あ、その保険使えますよ。現金は持ってこなくて大丈夫です』とのこと。
本当か~?このベトナム人スタッフ適当なこと言ってない?と疑いつつとりあえずクリニックに向かいました。
ホーチミンで日系クリニックに行く
◎病院へ持参したもの↓
・保険証(保険会社に渡された小冊子をそのまま持っていきました)
・パスポート(身分証として)
・現金200万ドン(日本円で1万円くらい。念のため。)
◎病院での流れ
そして病院に到着。中に入ってみると、、日本のクリニックそのまま。
びっくりしました。ここはベトナムなのに、何だか日本にいるみたい。待合室には他の日本人の患者さんが4、5人くらいいました。(空気清浄機もあってベトナムなのに綺麗な空気が流れていました、、)
予約時間を伝えて書類を記入し、10分くらい待ったのち、診察室に呼ばれました。
先生も日本人!
先生「普段屋台のものとか食べてますか?」
私「毎日食べてます」
先生「あーじゃあ多分ウイルス性の腸炎だね、ちょっと確認してみましょう」
って感じで触診していただき、お薬を出してもらいました。
「そういえばこの間さそり食べたので、それかもしれないです。あとローカル屋台で生牡蠣とかもよく食べてます」って言ったら、先生も失笑してました、、
心当たりが多すぎて原因が未だにわからないです(´・ω・`)
もうベトナム来てから半年くらい経つみたいだから、虫下しの薬も出しときましょう、ということで診察終了。
◎支払い、薬の処方
支払いのときは加入している海外旅行保険の契約証を提出したのみで自己負担金0円でした。(念のため持っていった現金は出番なしです)
そしてお薬も、クリニックの受付で処方していただき、そのまま帰宅。(これも保険のおかげで自己負担金0円)
◎診察していただいたクリニック ”ロータスクリニック”
院内はとっても清潔で、待合室には空気清浄機も設置されていて、日本にある新しいクリニックと変わりなかったです。
お手洗いには音姫もついており、あの懐かしい水流音と予期せぬ再会を果たしました。
スタッフの方全員日本語が通じて、先生も優しく、素敵なクリニックでした。
接種可能なワクチンについて、日本渡航医学会のページも載せておきますのでご参考にどうぞ。
ちなみにクリニックの場所は、ホーチミン1区のレタントン通りにある、”ランカスタービル”(サービスアパートメントです)の3階です。
このビルのお隣はサイゴンスカイガーデン(サービスアパートメント。1階にファミリーマートが入っています)があり、道路の向かい側には餃子の帝王があります。
むんみんの感想
いやー。普段ローカル感の強い生活が大好きなわたしも、このときばかりは日本に帰りたかったです。一人暮らしで寂しいし、体調悪くても誰もお粥をつくってくれないし。お味噌汁飲みたいなぁ~卵粥食べたいな~って思っていました。
でも、そんなときに日系クリニックが近くにあって、診察してもらえたことで不安が軽減されました。
『体強いし、少しぐらい具合悪くても寝れば治るでしょ。放置しとけば大丈夫』と思わず、気軽に通える病院をひとつふたつ、覚えておくといいかもしれません。
みなさんに参考にしてほしいこと↓
1.海外旅行保険は必ず入っておきましょう!
歯の治療は適用外の保険などもあるので、そのあたりも必要に応じて考えてみてください。
短期の旅行であれば、クレジットカード付帯のものでも良いと思います。私はマルイのエポスカードが気に入っています。年会費無料です!おすすめ。
2.近くの病院を確認しておきましょう!
外資系、日系のところがオススメです。ベトナムのローカル病院はまだまだ設備、技術ともに未発達のところが多いです。日本人が行くには不安を感じるかもしれません。
3.体調に異変を感じたら、あまりにひどくなる前に病院に行きましょう。
当たり前ですね!
ですが、特に新興国だと重症化させてしまった病気を治すのは大変だと思います。日本のように医療技術の発達した国では、高度な設備を持った近くの病院に気軽に行けますが、新興国ではそうもいきません。
また、いくら外資系の病院でも、それがクリニックであれば当然ながら治療には限界があります。こじらせる前に!行っておきましょう。
以上です(^^)
何か参考になることがあれば嬉しいです。それでは!