ベトナムでのローカルなお部屋探し
こんにちは!むんみんです。
今日は『ベトナムでお部屋を探す方法』をご紹介します。
ちなみに、ここで紹介するのは、ローカルな物件を探す方法、です!基本的に家賃は5万円以下の、一人暮らし用の物件をイメージしています。
家族で住むためのマンションや日本人向けサービスアパートについては、書いていませんのでご了承ください☺
- 【インターネットで探す】
- 【直接、部屋を見に行く】
- ベトナムでの部屋探しのチェックポイント
- 私の場合(Nguyen Thi Minh Khai 18A通り、交換留学生、上限は4万円)
- 5カ月で2回の引っ越しをして学んだのは
【インターネットで探す】
以下の2つのサイトが参考になります。
インターネットで部屋を探す方法
- 希望する家賃や物件のタイプ、住みたい区などを入力して部屋を探す。(シェアハウス、貸し部屋、サービスアパートなど様々なタイプが選べます)
- 物件の候補が見つかったら、記載されている連絡先に連絡し、内見の予約をする。
- 内見当日、指定されて住所に行き、部屋を見せてもらう。気に入れば契約、保留であればその旨を伝えて後日連絡する。
注意点(インターネットでの部屋探し)
- 実際の部屋と全く別の部屋の写真をアップしている人もいる。(写真にはあった設備が実際にはない、など)
- 写真と実際の部屋のイメージが違うことが多い。(写真はたくさん加工されているため、とても映りがよいです。写真だと明るい部屋なのに実際はとても暗い、写真だと家具が豪華に見えたのに実際はボロボロ、ということもあります。)
- 『安全な立地』と書かれていたのに、安全ではないなど、大家さんの感覚と自分の感覚が異なることもある。
【直接、部屋を見に行く】
この方法はとても簡単で、なおかつ早いです。部屋探しの時間があまりない時は、直接見に行くことをオススメします。
この場合、ベトナム人の大家さんが、自分が住んでいる家の空いている部屋を貸している、『貸し部屋』を探すことになります。留学生やインターン生は、このタイプの物件に住んでいる人が多いです。
- 玄関:大家さんの家族と一緒。
- 個々の部屋にあるもの:ドアの鍵、お風呂、トイレ、ベッド、クローゼット(、冷蔵庫、テレビ)など。キッチンはないことが殆ど。
- 家賃:部屋の広さや設備、建物の立地などによって異なる。月200USD~500USDくらい。電気代や飲料水が含まれている場合、そうでない場合と様々です。
- 門限やルール:中には、門限がある物件や、『異性の友人を連れてきてはいけない』等のルールを設けているところもあります。
- サービス:掃除、洗濯サービスが無料でついているところが多いです。
直接、部屋を見に行く方法
- 部屋貸しが多いエリア(ホーチミン1区は、Nguyen Thi Minh Khai通り 18エリアや、Le Thanh Ton通りとThai Van Lung通りの裏路地の中など)へ行く。
- 「Room for rent」の看板を出している家を回る。チャイムを鳴らして大家さんに部屋を見たいと伝えると、中に入れてくれます。
- 他にも何件か部屋を比べる。気に入った部屋があればその場で契約できる。その場合は、ここでデポジットを支払います。(デポジットは物件によって異なります。ちなみに私のときは、200万ドンでした)
注意点(直接見に行く部屋探し)
- 窓の有無を確認する(ホーチミンの中心地で部屋探しをすると、窓のない部屋にたくさん出会います。自分は窓があった方がいいのか、ない方がいいのか、考えてみてください)
- 立地はどうか(面している道の治安や、周辺にどんなお店があるか、など確認してみると良いと思います)
- 大家さんは何語を話すか(住み始めてからトラブルが起こった際、言葉が通じないのは大変だと思います。もしベトナム人の友人についてきてもらった場合、大家さんはきっと、ベトナム語のみで友人と話していると思います。友人に「大家さん英語話せるって~」と言われても、友人任せにせず、自分ひとりでも本当に大家さんとコミュニケーションがとれるのか、確認しておくと良いです。)
ベトナムでの部屋探しのチェックポイント
- 電気代、インターネット代、水道代は家賃に含まれているのか、別途で請求されるのか
Wi-Fiがあるかも確認しておくと安心です。
- シャワーの水圧は十分かどうか、お湯は出るか
- 鍵はいくつ持たせてもらえるか(門限はあるか)
門限がある場合、玄関のドアを持たせてもらえないことも。
- シーツの交換はあるか、頻度はそれくらいか
- 大家さんは在留登録の資格を持っているかどうか
- 建物が面している通りは安全かどうか
ベトナムには、ヘムという細い裏路地がたくさんあり、現地の人はその路地の中の家に住んでいることが多いです。
バイクしか通れないような一方通行の細い道は、ひったくりに遭う可能性もあります。また、人通りがあまりに少ない道に面した家は、空き巣に入られる可能性もあります。夜遅く帰ってくる方や、女性は、少し値段が上がっても広い明るい道に面した建物に住むことをオススメします。
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洗濯、掃除サービスはあるか
貸し部屋の場合、洗濯と掃除のサービスが家賃に含まれていることが多いです。もしある場合は週何回なのか、何曜日なのか、確認しておくと良いと思います。
- 夜間の周辺の様子はどうか
内見は昼間の場合が多いと思います。夜、建物の周りには十分な明かりがあるのか、人通りはどうか、騒がしすぎないか、周辺のお店は何時頃まで開いているのか、等治安をしっかりと確認することはとても大切だと思います。
もしできれば、夕方にもう一度候補の物件を訪れて、状況を確認しておくのもいいかもしれません。
私の場合(Nguyen Thi Minh Khai 18A通り、交換留学生、上限は4万円)
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部屋探し①
友人(ベトナム人)に手伝ってもらい、直接部屋を見に行く方法で契約。
窓なし、290USD(週2回の洗濯掃除込み、電気代別)、ベッド、ブラウン管テレビ、クローゼット、エアコン、扇風機2つ(天井ファン、普通の扇風機)、ミニ冷蔵庫、シーツ交換は2週間に一度、お風呂にはバスタブ付きの部屋。
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トラブル
エアコンが壊れる(窓がなかったので2日間蒸し風呂状態)、お風呂場の天井にアリの巣がある(アロンアルファで巣を埋めて撃退)、お風呂場にゴキブリが出没(苦手なので逃げることしかできなかったです)、部屋の前の廊下に死んだネズミが落ちてきた(放置して出かけて帰宅したら、誰かに片づけられていました)、週2回の洗濯サービスがいつの間にか週1回に(何も言えず)、入居23日めに嵐が来て 壁から雨漏り(朝、床が水浸しになり、ベッドの土台が曲がりました、、)
書いてみると色々あった( ^ω^ )
実は、私はこの時ベトナム語が話せず、大家さんは英語が話せなかったのです。だから、↑が起こっても大家さんにきちんと伝えられませんでした。(友人の、 大家さん英語話せるって~ の言葉を信じていたのは私です。笑)
さすがに雨漏りにはびっくりし、ちょうど1カ月のタイミングで引っ越しました。
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部屋探し②
インターネットでも探しましたが、
①建物の面する道が広く、夜でも明るい
②留学先の大学に徒歩で行ける(自分の大学から、運転はダメと言われていたので徒歩で行ける距離が絶対条件でした)
③家賃4万円以下
④大家さんと意思疎通できる(当たり前ですね!笑)
⑤清潔(二度とゴキブリやネズミを自分の家で見たくなかった)
を満たす部屋が見つからず。。。
結局、友人(以前とは別のベトナム人)に手伝ってもらい、直接部屋を見に行って契約。Nguyen Thi Minh Khai18Aの通りで探しました。(18bにも貸し部屋はたくさんあるのですが、本当に細い路地で心配だったので、私は18Aしか見ていません。)
前の部屋の数軒先の家に引っ越しました。引っ越しが楽だった☺
今は、窓あり、バルコニーつき、290USD(毎日の洗濯、週3回の掃除込み、電気代別)、ベッド、エアコン、扇風機、壁付けの薄型テレビ、鍵付きクローゼット、大きめの冷蔵庫、シーツ交換は2週間に一度、お風呂場にはシャワーブース、飲料水つき(20リットルのボトルを何本飲んでも無料。なくなったら交換してくれる)、の部屋に住んでいます。
大家さんは英語も話せますし、今は私もベトナム語を話しますので、何も問題なく暮らせています。
5カ月で2回の引っ越しをして学んだのは
「物件によって状況が違うので、納得いくまでたくさん内見をすること」。
私は今の物件を見つけるまでに、2回目の部屋探しで10軒、内見しました。
人によって何軒の家を見るかは異なると思いますし、10軒見たから偉いわけでもありません。ですが、1軒だけ見て「もうここでいいや」と妥協すると、あとで困ることもあります。
私が最初に住んだ部屋は決して悪くはなかったと思いますが、今の部屋と同じ家賃だったことを考えると「あと数軒、余計に内見しておいてもよかったかもなあ」と思うのです。もしかしたら、今見た部屋の隣にもっと自分に合う部屋があるかもしれない。
できるだけたくさん部屋を見て、候補を増やしておくことがおすすめです。
皆さんが納得できるお部屋を見つけられるよう、祈っています☺
それではまた!